【集合テクスチャを作る】

使用素材（なし）	作成画像

Ｓｔｅｐ１
Ｐａｎｄｏｒａには画像分割と言う独自手法（あくまでも私の狭隘な認識内でのことですが）を用いたエフェクターが少なからずありま す。以下はその例の一つ、「テクスチャ陰影」のダイアログとそれに使用される集合テクスチャ（サイズ１／２）、１００枚の画像の集合です。これを作ってみます。
　

Ｓｔｅｐ２
ヘルプにも記載しましたが、まず一枚当たりの画像サイズを決めます。任意でかまいませんがあまり小さいと見づらいので、ここでは縦横６４にします。次に縦横に何枚の画像を入れるかを決めます。ここでは横５枚、縦４枚とします。つまり５×４、２０枚の画像の集合テクスチャです。これより対象画像のサイズは横５×６４で３２０、縦４×６４で２５６となります。ツールバーから「任意」を選択して素材のサイズを上記のサイズに変更します。
　

Ｓｔｅｐ３
縮小画像連結を選択します。このエフェクターは最大で１００×１００、１００００枚の画像を転送できます。、「ドライブ＆フォルダ名」で画像フォルダを、「ファイル名」で転送する先頭のファイル名を、「ファイルタイプ」で転送するファイルのタイプを、「転送画像の横縦の数」で５と４をセット、「機械始動」をクリックすれば、画像サイズが６４で２０枚の集合テクスチャができあがります。なお、転送される各画像のサイズ比は無視されますので注意してください。
　

参考
１００×１００、１００００枚の集合テクスチャってできるの？と思う方もいるかもしれませんが、実は昨年（２００５）のことになりますが、やってみました（＾＾；）。転送画像サイズは横縦３２で対象画像サイズは横縦３２００。記憶違いでなければ６時間を越えていたと思います。”後書き”に記した素材集をアッサリ呑み込み、雑誌付属のＣＤからの画像も砂地に水がしみこむように吸い込んでいきました。それでも「えっ、まだ５０００くらいなの！？」と言った感じでした。あとはもう中身はかまわず、画像ファイルであれば有無言わさずぶち込んでなんとか作成しました。せっかく苦労して作ったのでしばらくは記念にとっておいたのですが、その後削除してしまいました。